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こんにちは!
レブロン鈴木です!!!
炭水化物を食べると太るってよく聞きますよね。
それに対して声を大にして言いたい。
「炭水化物を食べても太りませんよ!食べ過ぎるから太るんですよ!!」
結論をいうと、炭水化物は、食べ過ぎると太るし、食べないと痩せません。
この記事では、炭水化物を食べ過ぎると太る理由と食べるときの注意点を紹介します。
炭水化物(糖質)を食べたとき体の中で起こること
ごはんやパン、そば、うどんなどの炭水化物を食べると、体の中ではつぎのことが起こります。
- 炭水化物を食べる
- ブドウ糖が作られる
- ブドウ糖が血液の中に溶け込む
- 血糖値が上昇する
- インスリンという成分が分泌される
炭水化物を食べると、カラダの中で「ブドウ糖」が作られます。
ブドウ糖は血液中に溶け込み、血液中にあるブドウ糖の量が増えます。(=血糖値が上昇します)
血液中のブドウ糖の量が増えると、カラダの中では、「インスリン」という成分が分泌されます。
このインスリンこそが太る原因なのです!
炭水化物(糖質)を食べると血糖値が上昇!
炭水化物を食べると、血液の中のブドウ糖の量が多くなります。
筋肉メモ
血糖値とは?
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の量を示す数値です。
かんたんにいうと、血液にどのくらいブドウ糖があるかを示す数値です。
この血糖値が上がり、高い状態が続くとカラダにいろいろなリスクがあります。
血液中のブドウ糖を「血糖」
血液中に含まれるブドウ糖の量を「血糖値」
血糖値が高い状態が続くと危険
血糖値が高い状態が続くと、糖尿病や心筋梗塞、肝硬変などの病気にかかりやすくなるので危険です。
しかし、カラダというのは、とてもよくできています。
血糖値が上がると、「インスリン」という成分を分泌して血糖値を調整してくれます。
インスリンが増えると何で太るの?
インスリンとは、血糖値が上昇すると、すい臓から分泌されるホルモンです。
そして、インスリンにはつぎのような働きがあります。
- 脂肪の合成を促進
- 脂肪の分解を抑制
- 血糖値を平常に保つように調整する
- 全身の臓器にブドウ糖を運ぶ
インスリンには「悪い働き」と「良い働き」があるんです。
インスリンの悪い働き
インスリンの働きの中に、①脂肪をつくるのを促進させたり、②脂肪を分解させようとするのを止める働きがあります。
- 脂肪の合成を促進
- 脂肪の分解を抑制
なので、炭水化物をいっぱい食べると、インスリンもたくさん分泌されて、この2つの働きも活発になるので、脂肪がつきやすくなるのです。
インスリンの良い働き
インスリンには、体にとって良い働きもあります。
- 血糖値を平常に保つように調整する
- 全身の臓器にブドウ糖を運ぶ
血糖値を平常に保つよう調整する働きがあります。
血液中のブドウ糖を、全身の臓器に運ぶことにより血糖値を調整します。
ブドウ糖の大半は、筋肉や脳に運ばれて活動のためのエネルギー源として使われます。
また、ごくわずかですが、グリコーゲンという物質に変えられて筋肉と肝臓に貯蔵されます。
ブドウ糖の使われ方をまとめると、つぎのとおりです。
- 活動のエネルギー源として使われる
- 筋肉や肝臓に貯蔵される
- 余ったら・・・
それでも血液中のブドウ糖が余ったらどうなるのか?
余った血液中のブドウ糖はどうなるの?
ここからがポイントとなります。
必要なところに行き渡ってもまだ血液中のブドウ糖が余っているとどうなるのか?
余ったブドウ糖は、インスリンによって別の場所に貯蔵されます。
その場所こそが「脂肪細胞」です!
インスリンは、ブドウ糖を脂肪に変えて脂肪細胞にどんどん溜め込んでいきます。
これこそが、人がデブになるメカニズムです。
脂肪細胞は、無限の貯蔵庫です・・・・
インスリンが、別名「肥満ホルモン」とも呼ばれる理由です。
血糖値が上昇するからインスリンが分泌される!
血糖値が上昇して、その状態が続くと体にとって良くありません。
そこで、体を守るためにインスリンが分泌されるのです。
なので、血糖値の上昇を抑えれば、太る原因となるインスリンの分泌も抑えられます。
炭水化物を食べないダイエットは逆効果!
確かに炭水化物の食べ過ぎはデブになる原因です。
しかし、炭水化物を食べないのも痩せない原因になります。
なぜなら、運動で脂肪を燃焼させようとするとき、炭水化物に含まれる糖質が脂肪を燃焼させる火種役になるからです。
- 炭水化物を食べ過ぎると太る
- 炭水化物を食べないと痩せない
有酸素運動をして脂肪を燃焼させようとするとき、いきなり脂肪がエネルギーとして使われるわけではありません。脂肪は、エネルギーとして使われるのに約15分かかると言われています。
運動開始時は糖質がエネルギー源として利用されて、徐々に脂肪がエネルギーとして置き換わっていきます。
糖質が不足してる状態で運動すると、脂肪がエネルギーとして使われる前に、糖質が切れてしまい、脂肪がエネルギーとして使われません。
効率的に脂肪を燃焼させたいのなら、炭水化物(糖質)は必要不可欠です!
ダイエットで炭水化物(糖質)とうまくつきあっていく方法
ダイエットをするときに、炭水化物をうまくつきあってくには、下の3つのことを意識してください。
- 炭水化物(糖質)を食べ過ぎない
- 夜に炭水化物(糖質)を食べない
- 血糖値が上がるスピードが遅い炭水化物を食べる
①炭水化物(糖質)の1日の摂取量
炭水化物の1日の摂取量の目安です。
ダイエット時 70~130グラム
通常時 200~250グラム
*あくまで目安です。
②夜に炭水化物を食べない
夜に炭水化物を食べるのは控えましょう!
夜は昼間に比べて活動しないので、糖質の消費量も少なく、カラダに貯蔵している糖質も不足していません。
なので、夜に炭水化物を、昼間と同じ量を食べたとしても、昼間より糖質が余ってしまいます。
もちろん、余った糖質は脂肪になります。太ります。
朝と昼に炭水化物を食べて、夜は炭水化物を控えましょう!
③炭水化物は抜くのではなく選ぼう!
炭水化物は抜くのではなく選びましょう。
選ぶとは、どういうことなのか?
それは、GI値が低い食品を選ぶということです。
GI値ってなに?
GI値(グリセミック指数)とは、「血糖値の上がりやすさ」を数値化したものです。
もっと簡単に言うと「糖質の吸収の早さ」を表した数値です。
GI値が高い → 糖質の吸収が早い
GI値が低い → 糖質の吸収が遅い
要するに、GI値が低いほど、糖質の吸収が遅くなるということです。
違う視点からもGI値をまとめてみました。
GI値が高い → 血糖値の上昇が早い → インスリンの分泌量が多い
GI値が低い → 血糖値の上昇が遅い → インスリンの分泌量が少ない
GI値が低ければ、血糖値の上昇スピードが遅いので、インスリンの分泌を抑えることができます。
インスリンの分泌を抑えれば、脂肪の合成を抑えることができ、脂肪の分解を抑制されにくくなります。
GI値が高い食品と低い食品
GI値が高い食品は、より砂糖(ブドウ糖)に近いもので、GI値が低い食品は大雑把にいうと繊維が多いものです。
ちなみに、「カロリーが高い食品=GI値が高い食品」とは限らないからね。
GI値の高い低いの目安ですが、「70以上あると高い」、「55以下だと低い」食品と言えます。
高い 70以上
中 56~69
低い 55以下
例えば、
GI値が高い食品には、食パンや白米があります。
中くらいの食品には、そば、玄米、パスタがあります。
低い食品には、ヨーグルト、ナッツ類、ブロッコリー
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まとめ
いかがでしたか?
炭水化物は食べ過ぎたら太るし、食べなかったら痩せない。
炭水化物を制するものは、ダイエットを制すって感じですね(笑)
人がデブになる流れをまとめると、
- 炭水化物を食べる
- 胃や腸で消化・分解され「ブドウ糖」がつくられる
- ブドウ糖が血液中に溶け込む
- 血糖値が上がる
- すい臓からインスリンが分泌される
- ブドウ糖が筋肉や脳などに運ばれる
- ブドウ糖がグリコーゲンという物質に変えられて肝臓に貯蔵される
- 余ったブドウ糖が脂肪に変わり脂肪細胞に貯蔵される
- デブになる
- ちーん・・・・
って感じです。
1番目の炭水化物を食べるところですべては決まります!
炭水化物を食べるときは、
- 食べる量
- 食べる食品
- 食べる時間
この3つを意識してください。
炭水化物とうまくつきあえれば、効率的に脂肪を燃焼できます!
炭水化物と結婚できれば、理想のボディがGetできます!!